融資の手続き

日本の銀行は、基本的に担保がなければお金を貸して
くれません。

だから、いくら将来性のあるビジネスでもなかなか日本
では育ちにくいです。これが、米国と日本の決定的な違い
だと思います。

米国ではベンチャー企業から大企業になる会社と言うのは
沢山ありますよね。ところが、日本ではほとんどありません。

それは、米国の銀行や投資家は、将来性のあるビジネス
だと思ったら、担保なしにお金を貸してくれるからだと
思います。

日本でも将来性のあるビジネスを展開しようとしている
会社にお金を貸すために、基金でも設立したら良いと
思います。

お金を借りることができれば、起業をする人が増えるので
雇用対策にも繋がります。お金を貸して失敗したときのこと
を考えると、貸す側の審査も厳しくなりそうですけどね。

自分も時々何か会社を起こしてみたいと思うときがあり
ます。もしかして成功するんじゃないかと思うような
良い案が浮かぶときもあります。

でも正直お金がないので、ゼロから始める方法がわかりま
せん。まずは自分でお金を貯めるところから始めなくては
ならないのかと思うと、あきらめてしまいます。

ベンチャーはばくちのようなものなので、成功するか失敗
するかはわからないという要素があります。
こういうスタンスは、日本人にはあまり向いていないのかも
しれません。

お金を借りるなら、できれば、消費者金融は
避けたいものです。消費者金融は何だか
イメージが悪いですからね。

もし、銀行に定期預金があるなら、その定期預金の
額面の範囲内で、銀行が低金利でお金の融資を
してくれる場合があります。

だから、あなたが銀行に定期預金を持っていたら、
その銀行にお金の融資ができないかを相談する
と良いと思います。
その場合は、保証人なし、担保なしで借りれる事が
多いです。実質的には、銀行に預けている
定期預金が担保になっていますからね。

お金が入用だけど、身の回りの人にお金を借りる事が
出来ない人は、銀行から借入をする事が
出来ないかを確認しましょう。

知り合いにもお金に困っている人がいて、銀行で
融資ができないか相談してみたそうです。
そうしたらうまく融資を受けることができたそうで、
とても助かったと言っていました。

その知り合いは最初は銀行のことは知らなかったので、
すぐ消費者金融からキャッシングをしようと思ってい
たそうです。
でも別の知人からアドバイスを受けて、銀行でも
融資を受けられると言うことを知ったのだそうです。

できればお金は借りないですむのが一番ですが、
どうしても必要な時もありますよね。
その時に困らないように、今は必要なくても、
このように銀行からの融資という選択もあるという
ことを知っておくといいと思います。

私の家に、よく建て売り物件の広告が入ってきます。その広告に載せら
れているのは、どれも新築５年以内の立派な一軒家ばかり。少し離れた
場所にある新興住宅地の住所の家がほとんどです。

その新興住宅地は、若い夫婦向けに設計された小ぎれいな丘にありました。
なぜその場所の家ばかり売っているのだろう？と疑問に思いました。
そのことを主人に話すと、
「きっとローンが払えなくなって売却したんだな…」
という答えが返ってきました。

新しく家を建て、ローンを組むときに無理な組み方をしたのでしょうか。
せっかく建てた自分達の家を売るのは、さぞ残念な気持ちだろうと思いま
した。

お金を借りるときは、将来を見越した計画を立てることが必要です。家を
売ってしまった人たちも、また新しい生活を始めて幸せになって欲しいな…
と思うのでした。
銀行からローンを借りるときは、きちんと返せるかを、無理な返済計画に
なっていないかをよく吟味する必要があると思います。

銀行は住宅ローンを貸す時は家と土地を担保にするので
とりっぱぐれはないですけど、無理なローンの組み方を
すると、せっかく土地を購入して建てた家を手放さなければ
ならなくなります。

今のご時世は、かなりお金を貯めてからでないと家は買わない方が
良いでしょう。上場企業でさえ人員整理をやっているぐらいですからね。

理想的には、一括で家を買うぐらいの気持ちでお金を蓄えたらよいと
思います。
ローンは借金なので、借入前にしっかりと返済計画を立てないと、
後になって支払い不能となり、すごく苦労をすることになります。

借金をするなら万が一のことがあった場合も想定して
お金が返せるかを良く考えた方が良いです。

最近では、インターネットや携帯電話からもキャ
ッシングが可能になってきて、ますます便利にな
ってきていますね。でも、キャッシングを申し込む
ときには、いくつか注意しなくてはならないこ
とがあるようです。

まず、正直に、正確に申し込むこと。これが大事です。
自分の年収を少し多めに申告しようとか、他社からも
お金を借りていることは内緒にしようとか、そんなこと
をしてはダメです。審査に通そうとしてついた嘘のた
めに、逆に審査に通らないことになってしまいます。

また、いくら借りるのかも大事な点です。実際に借り入
れが可能な額と、借りる額とは違うのです。自分が
返済可能な金額をよく考え、無理のない金額を借りるこ
とが大切です。

上手にキャッシングを利用して、上手に返済したいもの
です。
無理な返済計画を立てると借金地獄になってしまって、
あとで泣きを見ることになってしまいます。

最悪の場合は、債務整理のために自分の家や車を
売らなくてはならないということも起こり得ます。
だから、無理な返済計画は禁物です。

借入をする場合は、ゆとりを持ってお金を返済する
ことができる様な計画を立てるようにしましょう。